子宮内膜症の頻度月経困難症・子宮内膜症

子宮内膜症の頻度はどの位?

婦人科手術症例や腹腔鏡検査症例における調査成績を総合的に判断すると、生殖年齢層にある女性の5~10%は本症に罹患しているものと思われます。特に不妊症の患者さんでは子宮内膜症の頻度は15~25%で、なかでも通常の不妊検査によって不妊因子が同定できない原因不明不妊症の方では、およそ50%が子宮内膜症を合併するという成績が多施設から報告されています。

我々が日本における子宮内膜症の実態を把握するために、平成9年度より全国規模での調査研究を行なった結果、現時点で子宮内膜症のために病院に通院している患者さんは1ヶ月に128187人と推定され、10~60歳の女性における受療率は人口10万対298人であることが明らかとなりました。これはこの年代の女性の他の病気と比べても最も多い部類に属します。

月経困難症・子宮内膜症について知ろう 目次聖路加国際病院副院長 百枝幹雄先生 監修

ページトップへ