ノーベルファーマ株式会社

Nobelpharma CAREERS

INTERVIEW インタビュー

TOMOE KUSAYANAGI導入推進本部 兼 バイオ事業本部
2014年入社

アカデミアの道からノーベルファーマへ
育児をしながらやりがいある
仲間と仕事に出会えた

INTERVIEW MOVIE

STORY01

これまでの経験を活かしながら
社会貢献もできる
それがノーベルファーマで
働く決め手になった

私は理工学研究科(応用生物科学専攻)で博士号を取った後、かねてから思い描いていた、アメリカの大学の研究室で約1年間ポスドクをしていました。
当時はアカデミアをそのまま進み、将来独立して自分の研究室を持つことが潮流にあった自然の流れだと考えていました。しかし、アカデミアで研究をしている際に、博士課程の学生やポスドク向けに開催された企業の就職セミナーに参加したことをきっかけに、民間企業に就職して研究を続ける道や、活躍する場もあるのだなと気づかされました。それ以降、アカデミア、民間企業にこだわらずに就職先を検討しました。
私が転職活動をしていたころ、ノーベルファーマでは、統計学的な手法を用いたドラッグスクリーニングを支援する人材を探していました。その内容が、これまでに自分自身が行ってきた研究内容と類似する部分があり、これまでの経験を活かしながら社会に貢献できるのではないかと考え、ノーベルファーマへの入社を決めました。

入社後は導入推進本部に所属し、アカデミアとの共同研究として、実際に国立の研究機関に出向き、インシリコ創薬(コンピュータを用いて行う創薬)を約3年間担当しました。その後も、アカデミアとの共同研究の推進ならびにこれからノーベルファーマで開発する薬や医療機器等の種(シーズ)を探し、調査・検討する業務を担当しています。最近では2021年9月に新設されたワクチン事業本部(現/バイオ事業本部)でワクチン関連プロジェクト業務を兼任しています。
導入推進本部では、セミナーやマッチングイベントへの参加、研究者にコンタクトを取るなどの方法で、私自身の感覚としては年間100~200程度のテーマを考察し絞り込みます。
その後、ノーベルファーマのフィロソフィーに合うか、市場を開拓する余地があるかなどを本部内で検討し、これらのプロセスを通過すれば他部署も巻き込んでの評価に移ります。最終的には5~10程度に厳選し、経営執行会議で審議をして、1~3程度が承認されて正式な開発テーマになるという流れです。

STORY02

人材育成も盛んで、部署や業務、
上下関係にも壁がない
だからこそ思い切り
チャレンジできる

ノーベルファーマの使命は「必要なのに顧みられない医薬品・医療機器の提供を通して、社会に貢献する」ことです。

導入評価に私が関与したNPC-21は正式に当社で開発するテーマとなり、取り組んできた努力が結実した仕事の一つです。この仕事でやりがいを感じる瞬間は、多岐にわたる研究者からまだ世の中に広く知られていない最新技術についていち早く情報をキャッチし、それらのシーズが正式な開発テーマとなって具体的に話が進んでいくときです。知的好奇心を満たせるだけでなく、これまで取り組んできたことが直接社会貢献に繋がるので、非常にやりがいのある仕事だと感じています。

今いる導入推進のメンバーの年齢層は20~30代の若手と50~70代のベテランに分かれているのですが、想像以上にコミュニケーションはスムーズです。先輩たちの多種多様で豊富な経験を聞けるのは、私自身とても勉強になるので感謝しています。
また、人材育成の観点でいうと、会社の将来を担う人材の育成のために、社内ビジネススクールがあり、私も受講しています。月に1~2回・約3時間程度、社内外の講師による講義があります。各部門長による経験談や、現在の業務に関する知見や課題の共有などが主な内容ですが、自身の業務と分野が異なる講義でも、プロフェッショナルな諸先輩の「考え」や「生の声」を直接聞けることは大変貴重です。導入推進本部は他部門と密にコミュニケーションをとっていく必要があるため、相手の置かれている状況を想像できる機会は非常に有益だと思っています。

STORY03

育児や介護と仕事を両立しやすい
長く働ける環境が整った会社

現在は非臨床(臨床前)のテーマを見ることが多いのですが、以前より臨床にも取り組みたいと考えていました。そんな中、取り組んでいるテーマが臨床段階に入るタイミングを迎えたこともあり、今後は臨床も経験させてもらえることになりました。さらに幅広い知識と経験を積めるのが非常に楽しみです。本来であれば担当させてもらえないような分野まで経験させてもらえることは、当社の部署間の壁が低く、業務の境界も厳しく規定されていないからだと思います。これは大手企業にはないノーベルファーマの魅力のひとつだと断言できます。同様に、経営層とのコミュニケーションも活発で、意見が通りやすいと感じています。なによりトップである社長自身が非常に柔軟な考えの持ち主で、役職や年齢、肩書関係なく積極的に様々な社員とコミュニケーションをとるので、その姿勢が浸透し社風に影響しているのだと思います。

個人的には、業務配分やスケジュールの調整を各自の裁量でできる点が、働きやすさに大きく関係していると感じています。私は育児をしながら働いていますが、育児だけでなく親の介護などで、時短勤務や休暇をとっている社員もいます。こうした社員それぞれのライフスタイルに合わせて、フレキシブルに働けるのがノーベルファーマの魅力です。現在は全社的にリモートワークが基本の勤務形態となりさらに働きやすさが増していますし、オンライン会議やチャットで密な連携もとれるのでコミュニケーション面もほとんど支障がありません。私自身、子どものお迎えは両親にお願いし、フルタイムで働いていますが、夫も在宅勤務なので、お互いワーク・ライフのバランスは毎日会社に出勤していた頃よりもとりやすくなったと感じています。

恐らくノーベルファーマ以外の製薬会社では、若手の社員がシーズの導入評価を行ったり、他部門に堂々と意見できるような環境はあまりないのでは、と想像します。
業界の常識にとらわれず、当社のフィロソフィーに則りながら、色々なことにチャレンジし成長していきたいという熱い意欲がある方とぜひ共に働きたいと思います。

※内容はインタビュー当時のものです。

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