薬を必要とする患者様へ
速やかに届けたい。
その想いと
弛まぬ進化が、
業界の常識を覆す
エネルギーになっている。
MEMBER
研究開発本部 開発第1部
プロジェクトマネジャー
OSAMU
YOTSUYA
2015年2月入社。前職を通算して25年以上臨床開発に携わるスペシャリスト。開発だけでなく社内コミュニケーションの活性化や、採用面接にも積極的に関わるなど、多岐にわたる活躍を見せている。
営業本部 プロダクト
マーケティング第5部
AYUMI
MIZU
2019年9月入社。新卒で外資系製薬会社のMR、病院・調剤薬局での薬剤師、医療機器メーカーのマーケティングなどの経験を経て、当社へ転職。2児の母として、時短勤務をしながら仕事と育児を両立している。
生産本部 製剤技術部
マネージャー
TETSURO
YOSHINARI
2015年1月入社。コロナ禍以前よりリモートワークをベースとした働き方を実践し、当社のリモートワーカー第一号。CMC分野の経験が豊富で、入社してから既に3つの承認取得に貢献するなど目覚ましい活躍を遂げている。
管理本部
人事総務部
YURIYO
TAKEDA
2020年4月入社。大手光学機器・ガラスメーカー、人材業界など異業種での経験を経て、当社へ転職。時短勤務を活用し、子育てと仕事を両立しながら精力的に採用活動を中心とした人事業務に取り組んでいる。
TAKEDA 転職のきっかけと現在の仕事内容について教えてください。
YOTSUYA
現在は、入社時より担当しており、昨年(2020年)の3月に承認を取得した品目のプロジェクトマネジャー(PM)をしています。具体的に言うと、メラトベル®顆粒小児用0.2%(メラトニン受容体作動性入眠改善剤)の適応拡大や剤形追加に取り組んでいまして、一般的な製薬会社のPM職のイメージとは異なり、いわゆるプレーヤーとしての業務を兼ねています。
前職の製薬会社でも20年間臨床開発を担当してきましたが、今後を考えたときに、もっと社会的意義とやりがいを感じられる仕事に残りの人生の時間を使いたいと考え、転職を決意しました。
ノーベルファーマが希少疾患の開発に注力していることは以前から知っており、ずっと注目をしていたので、転職をしようと考えたとき、一番に頭に浮かびました。当社は、他社が手掛けない薬を多く扱っていますが、当社が開発に失敗すると、医師や患者様はその薬を手にすることができなくなってしまいます。その使命感、十字架の重さは並大抵のものではなく、他の製薬会社では、なかなか味わえない緊張感を感じています。
YOSHINARI
今は製剤技術部でLCM案件(CMC技術・生産技術・品質管理・規制要件の把握をし、変更管理対応や申請資料作成推進をする仕事)の開発を担当しています。前職の製薬会社では一貫してCMC(医薬品開発・製造・品質管理)の分析を担当してきました。拠点統合や買収関連の話が出たことで、今後新薬に携われる機会が減ると考え、新薬メーカーへの転職を考えたのがきっかけです。
知人から「経験豊富な先輩方がバリバリ働いている会社だ」と聞いていたので、当時30代後半の私としてはノーベルファーマなら学べることも多いだろうと思い、転職を決意しました。実際に入社してみたら、定年後に再就職で来られたような超経験豊富な方々が同僚になるなど、刺激と学びのある職場だと感じたのを鮮明に覚えています。
MIZU
私は新卒で外資系製薬会社のMR、夫の転勤で病院薬剤師、医療機器メーカーの学術・マーケティング、その後に調剤薬局とさまざまな仕事を経験したのち、ノーベルファーマに入社しました。医療機器メーカーのときに小児用の栄養食品を扱っていて、そこでマーケティングや開発の経験を積めたのですが、やはり医薬品の世界に戻りたい、小児用の医薬品に携わりたいという思いがあり、転職を決意しました。
メガファーマのときに慢性疾患など成人向けの薬は、豊富な一方で、小児向けの薬は取り残されているように感じたこと、医療機器メーカーで重症心身障害児の栄養食品のマーケティングや開発をやっていたことなどが影響して、こうした思いに至ったのだと思います。
入社してからはジェミーナ®配合錠(月経困難症治療剤)専任のMRを担当し、その後全製品担当のMRを経験した後、2021年7月に本社マーケティング部に異動となりました。いつか本社の業務も経験したいと思っていましたが、非常に気が引き締まる思いでした。
TAKEDA 皆さんが明確にやりたいことを持って、ノーベルファーマに入社しているのを聞くと、人事担当としても嬉しいですね。
TAKEDA 実際にノーベルファーマに入社してみて、社風やカルチャーの違いは感じましたか?
YOSHINARI
前職と一番違ったのは、効率的な開発による申請・承認までのスピードと成功率です。前職では10年ほどCMCを担当してきましたが、自分が担当した品目の中からは一つも承認までこぎつけられませんでした。しかし、ノーベルファーマは社員約300名という企業規模にも関わらず、2008年のノベルジン以降13年間で17品目の承認を取得しており、国内かなりの上位クラスです。実際、2015年に入社してから、私がCMCを担当した3つの品目が既に承認されています。達成感の大きさが段違いだと思いますね。業界で有名なのも頷けます。
これは一人ひとりの裁量が大きいこと、超効率的に少数精鋭でやるというノーベルファーマの社風が影響していると感じます。
MIZU 50代後半や60代の上司・先輩がバリバリ働いているので、「自分がこの年代になってもこんなに働ける環境があるんだ」と勇気をもらえます。考えてみればこの業界でのノウハウや知見が豊富な方ばかりなので当たり前なのですが、前職の会社や他社では見られない光景なので衝撃を受けました。
YOTSUYA
確かにうちは、少数精鋭でスピード感がありますよね。高齢の方が多いと聞いていたので正直のんびりした社風かと思っていましたが、入社してまったくそうではないことに驚きました。
前職では部長やそれ以上のレイヤーにいるような経験や実績のある方々が、自ら手を動かしてバリバリ働いている。そのように経験豊富で意欲がある方々が自分で手を動かせば、それは超効率的になりますよね(笑)。
YOSHINARI そうですよね(笑)。効率面でいうと、自社で研究所を持たずに外部委託していること、後期開発のみに絞っている戦略も大きく影響していると思います。
YOTSUYA あと、ノーベルファーマで働いている方はマネジメントの経験があっても、「あと一つでも自らの手で新薬を世に出したい」「自分で手を動かしたい」という思いを持った方が集まっているという特徴がありますね。
TAKEDA どんなときにノーベルファーマは働きやすいなと感じますか?
YOSHINARI
自宅が遠いので以前は通勤に往復6時間かかっていたのですが、リモート勤務主体にしてもらえたことは良かったですね。定期的に実施される社長との1on1ミーティングで、通勤時間の話を何気なくしたら「試しにリモート勤務してみなよ」と助言いただき、ノーベルファーマ初のリモート勤務を5年前に開始しました。
今はコロナもあり、本社勤務者は全員リモート勤務ですが、当時は珍しかったと思います。現在では電子化が進んでいるので、月1回程度出社すれば業務に支障はありません。
MIZU
コロナ禍になって私もリモートワークになりましたが、通信環境・デスク・椅子・会議用のヘッドホンからプリンターのトナーに至るまで、会社が負担してくれています。
期間限定ですが引っ越し補助もありましたし、自宅で働くことが難しい場合は会社が契約しているシェアオフィスで働くことも可能です。ノーベルファーマの社員証さえあれば決済は不要というスムーズさで、本当にありがたいなと思っています。
そしてなにより驚いたのは、これらの制度が導入されるまでのスピードです。コロナ第1波の頃には、全面的なリモートワークでも不自由しない環境が整っていました。
ここまで、短期間で徹底的にやる会社はあまりないですよね(笑)。オフィスも縮小したので、コロナ禍が明けたとしてもこのままリモートワークを続行すると聞いています。
TAKEDA
私も3歳の子どもがいて時短勤務をしているのですが、夕方一度、保育園のお迎えで仕事を中断して、必要であれば帰宅後に再開したり、朝早くから仕事を始めて早めに業務を切り上げたり、自分の業務に合わせて、自身で働き方を選択しています。こうしたフレキシブルさが働きやすさにつながっているなと感じています。今もリモートワークがメインですが、個人・部門の判断に応じて、例えば午前は出社して、午後はシェアオフィスで勤務するなど、働き方は自由に選べます。
また育児休暇(※)の制度を活用して、子どもの行事や急な体調不良の対応ができるのも精神的な負担が少なく、非常にありがたい制度だなと思っています。
※子どもが中学校に入学するまで、看病や予防接種・健康診断、学校行事等で有給休暇とは別に、1年間につき5日間まで休暇を取得できる。時間単位での取得も可能で、子どもが2人以上の場合は10日間まで取得可能。
YOTSUYA
リモート勤務だとコミュニケーションに不安を感じる方も多いと思いますが、これまでそうした不安を感じたことがありません。何か相談したいことがあれば気軽にWeb会議を開催できるし、上司がどんなに忙しくても時間を作ってくれるというのが大きいのかもしれないですね。
また、電子機器のトラブルやアプリケーションのトラブルがあった場合も、内線のヘルプデスクがあって遠隔操作で直してくれるので、すぐに解決できます。「時間を金で買うことを恐れるな」というノーベルファーマの行動基準を徹底しているのがよくわかります。
私自身は一人で住む母のいる実家、シェアオフィス、自宅の3拠点で仕事をすることが多いです。会話も安否確認もできて安心ですし、働き方の自由度が非常に上がったなと感じます。
YOSHINARI
確かにそうですね。私がリモート勤務の副次的な効果だと感じたのは、子どもとの会話が増えたことです。今子どもは高校生なのですが、私が会議や電話をしているところを見て、「どういう仕事なの?」という会話が増えました。
会話によって興味が出たようで、進路希望に「製薬会社で働きたい」と書くようになるほど影響があったのには驚きました。これまでは働いている姿を見せることができなかったので、嬉しかったですね。
TAKEDA
それは素晴らしいですね!仕事だけではなく、プライベートも充実させてほしい、というのはいつも社長が言っていますし、皆さんが生き生きと働いていることが分かって嬉しいです。
また完全なリモートワークになったことで、本社所属でも関東以外に居住している方を採用できるようにもなりました。これから入社してくる方は完全リモート下で仕事がスタートするので、社内での人脈を作りやすいように、社内ポータルサイトの自己紹介ページで社員全員の略歴や趣味などの情報を共有できるようにしています。
TAKEDA 最後に、今後の目標を教えてください。
YOTSUYA
私は採用面接に関わる機会も多いので、もっと「あの会社で働いてみたい」と思われる会社にしていきたいというのが目標です。そのためにも、開発部員としては、承認を取得し、その成果を論文公表などの様々な機会で発信していきたいですね。
以前実施した試験で、小児の患者様のご家族にスマホから直接データをもらって、そのデータから自動で参加基準を判定し、有効性の評価にも用いるといったことをやり、無事にその試験は成功しました。そのプラットフォームを提供している世界的に有名な企業にとっても先進的な活用方法でしたので、その企業のユーザー会(年会)で発表させてもらいました。こういった活動も、当社を知っていただく貴重な機会になると思っています。
YOSHINARI 私は、ずっと第一線でやっていきたいというのが目標です。今の仕事、めちゃくちゃ面白いんですよね。現在の上司や本部長も「私がやりましょうか?」とこちらから申し出ても必ず断るほど実務が好きなのですが(笑)、そのくらい自らの手で薬を届けることにずっと携わっていきたいと思っています。
MIZU
私は、今までどの製薬会社も手をつけなかったために薬が届けられなかった患者様へ薬が届けられるようになったことで、患者様や医師の方、両方から感謝されたのが本当に嬉しい体験だったので、しばらくはマーケティングの仕事を続けていきたいです。
あとは今、育児をしながら時短勤務しているのですが、保活含めた両立のコツを社内に発信して「仕事を諦めなくても大丈夫!」と伝えていきたいですね。また、お子さんを持ちながら働かれてきた女性の先輩もいるのでつなぐ役割ができたらなと思っています。ノーベルに入社して子どもが2回入院しているのですが、仕事を途中で抜けなければならなくなったときも、周囲のみなさんが配慮くださったことでフレキシブルに対応できました。こうした風土があることも、ノーベルファーマで働き続けたいという思いを強くした理由のひとつだと思います。